我が師、堀江渓愚逝く!

渓逍

2013年03月15日 22:28

去る、3月11日多摩テンカラ会顧問、堀江渓愚氏が病気療養中のところ他界されました。
謹んで哀悼の意を表します。
思えば、三十数年前ある切っ掛けで師と知り合い、ブラックバスのルアー釣りから渓流釣りへ転向していた時に、
餌釣りか、FFか、ルアーか迷っていたところある雑誌で師のテンカラ釣りの記事を目にし、これだ!と思ったことがまるで昨日の事のように思われます。
其れからは、毛鉤、竿、ライン、振り方、を奥多摩にて教えて頂いた事、又、秋田、新潟、富山、滋賀、京都、石川、山形、等数多く釣行にご一緒させて頂いた事感謝に耐えません。
其のうち、師も雑誌、TVの仕事が多くなりご一緒する機会は減りましたが時々は奥多摩にてお話を聞かせて頂いた事が思い出に残ります。
当ブログにて「私的テンカラ考」にも書いたとおり、師のテンカラは温故知新其の物であり、テンカラは
進化するものではあるが、決して古きよき物を除外、排他する物ではないと私自身結論付けております。
その昔、奥多摩の好く行くところにて、テーブルを広げ、椅子を出し、師が名付けて「奥多摩サロン」と言う場所で、コーヒー、ビール、酒、料理、(師は酒を一滴も飲めませんでした)で「渓語り」をしたものでした。
さて、皆様も「一人、一流、一派」を目指しテンカラを楽しみましょう。
最後に、「守、破、離」の気持ちでテンカラ釣りを!
合掌!




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