現代テンカラは、千姿万態の釣り!

渓逍

2014年03月02日 00:32

2014年度の渓流釣りシーズン開幕!
今年こそは、あの渓へ、或は、大物を、と思いを馳せている方達も大勢いいらっしゃると思います。
私が師匠からテンカラを教わった頃は、溪に山吹の花が咲く頃からが面白くなるとの事でありました。
水温も上がり、川虫もようやく動き始めて渓魚達も餌を活発に捕食し始めるからであり、テンカラの
シーズンインと・・・。
ご存知のようにテンカラ釣りは最低でも、竿(ロッド)、糸(ライン)、毛鉤(フライ)、の三点セットがあればOK!
さて、現代テンカラは千姿万態の釣りと書きましたが、その昔は一子伝承で、毛鉤、ポイント等は
他人には絶対に教えない(職漁師と考えれば理解可能)と書籍等にも書かれていた。しかしながら、時代の移り変わりで渓流職漁師のみでは生活できずその数はゼロに等しく、テンカラは趣味の釣りで釣法が残っており進化し続けています。
もし、今年からテンカラを始めたいと思う諸兄に以下の三点ではありますが参考にでもなればと思います。
① 竿について、昔は竹製(私は使用した事がない。)からグラス製そしてカーボン製と移り変わっています。
竿調子については、7.3調子、6.4調子が多くあります。最近の竿はテーパーライン、レベルライン共用出来る竿もあります。長さは、3.3m~4.5mが使いやすいと思います。価格は数千円から数万円の物がありますが最初は安価な物でOK!写真の一番下がグラス製で他はカーボン製です。

②糸(ライン)については、テーパーライン、レベルラインの二つに大別されます。
では、テーパーラインとレベルラインのどちらが良いのかと言う話になるのですが、これはその人の感性が非常にウエイトを占めますので先ずは、管理釣り場でも良いですから一度お借りして振ってみては如何でしょうか。写真は私の使用しているコータックのテーパーラインです。

③毛鉤(フライ)について、今でもテンカラは伝承毛鉤でないとテンカラではないと言う方がいますが、私はFFでよく使用するフライも伝承毛鉤も使用します。私的にはテンカラは進化する釣法であると思っていますので、又、毛鉤のマテリアルは年々歳々進化しておりますので雑誌等にアンテナを張っておくのもよいでしょう。毛鉤巻き(タイイング)はYouTube、専門誌、等にて学ぶか、奥多摩のTTCでは毛鉤巻きの教室も毎月開かれていますので参考に。毛鉤の大きさは、14番~12番を使用します。














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